前回の更新から2ヶ月以上経ってしまいました。こんにちは。
さて、今年も夏が終わりましたね。昨年に引き続き疫病に振り回された夏、
みなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか。
我が家の今年の夏は次男を中心に回った夏でした。
中学3年生。部活動最後の夏。
個人が特定されてしまいそうですので、このブログではあまり触れてきませんでしたが、
陸上部でこの3年間長距離を走ってきた次男、好不調の波と怪我を繰り返しながらも
7月の県大会で標準記録をわずか0.2秒上回って全国大会にギリギリで滑り込んだのでした。
こうして彼の全国を目指した部活動と、我々家族はそれにお付き合い。
それが我が家の夏のほとんどだったかな、と言う感じでした。
ちなみに今年の全国大会の舞台は茨城県の笠松陸上競技場。
ああ我が故郷。父を里帰りさせてくれてありがとう、コロナさえ無ければ。
舞台となる茨城県も、我が家が住む静岡県も、全国的にも多くの都道府県で
緊急事態宣言が出される中、標準記録を突破して全国大会への切符を手にしつつも、
そもそも大会は無事に開催されるのか?そんな不安は大会直前まで続いたのでした。
そして大会2日前、選手として彼が現地に入る1日前の午後、
なんと大会参加条件としてだされたのは新型コロナウイルスの陰性証明。
顧問の先生も驚く直前での連絡。
しかも連絡方法は大会公式ホームページでの発表。だからホームページを見ていないと気付かないという・・・
現地入りする前日にウイルス検査を飛び込みでやってくれて
しかも検査当日に検査結果を証明書として出してくれる医療機関を探し出すという
難易度高めのミッションを一般的なクリニックが閉まる3時間くらい前から行うというドタバタぶり。
幸いにも顧問の先生や多くの人に助けてもらいながらなんとか検査実施。
無事陰性証明を得て大会出場にこぎつけたのでした。
で、我々家族は、と言えば、
家族が大会を観戦するにも当然のように陰性証明が求められるのですが、
ここには3つの課題が。
1.検査費用およそ16,000円なり。夫婦で受ければ当たり前だけど3万円越え。
2.大会は平日。大会前日は当然のように出勤していてそれどころじゃないですよ。
3.万が一我々保護者が陽性だったりした日にはいくら陰性証明出てる次男も
いわゆる濃厚接触者になってしまって大会に出られないなんてことになりかねない・・・
1.はまぁなんとかなるにしても、やっぱり3.はどうにも不安は拭えず
我々家族は競技場内での応援はあきらめざるを得ませんでした。
というわけで。

まぁ・・・行けば見られるものです。
トラックの対角しか見られないけれど。笠松とか草薙とか、このくらいの競技場だと何とかみられる。
国際大会やるような競技場だとほぼ見られないですけど・・・。
そんなわけで、茨城まで行きながら、なんだか覗き見るようにこっそりと応援したわけです。
結果は彼自身の自己ベストを出しつつも惜しくも予選突破ならず。
それでも標準タイムギリギリで滑り込んだ全国大会で、
予選で組の中では上位に食い込む健闘を見せたので素晴らしかったと思います。
割と多くの選手が全国大会進出を決めるところで自己ベストを出して、
本大会でそれ以上を出す選手はそんなに多くは無いですからね。

そんな感じで
我が家の夏はだいたい終了。
コロナはあって思うようにならない夏ではあったけど、我が家にとっては悪くはない夏だったと思ってます。

唯一見た海。
笠松からほど近い阿字ヶ浦の海。ここも海水浴客はいなくて
いつもの夏より静かな海。
そして9月。小学生の末っ子以外は全員ワクチン接種完了。
このまま世の中のコロナ禍が収まって、次の季節が、より良い方向になることを祈ります。